温泉図鑑〜写真と動画で巡る温泉旅行

温泉で日本が元気になる!

定山渓温泉〜札幌の奥地に実在する川沿いの天国

3 8th, 2012
  1. 札幌の奥座敷、定山渓の歴史
  2. 山々の恵み、定山渓の泉質
  3. 市街地から1時間の奥座敷
  4. 定山渓・豊平渓の見どころ

●札幌の奥座敷、定山渓の歴史

Toyohira River
Creative Commons License photo credit: David McKelvey

札幌市南西部、標高1200m級の山々から市中心部に近い藻岩山の東側を抜けて市街を横断し北東部で石狩川に合流する豊平川。

その源流のほど近くに定山渓(じょうざんけい)と呼ばれる渓谷がある。

jozan statue
Creative Commons License photo credit: makou0629

定山渓の名は、この地に最初に湯治場を設けた備前の僧侶・美泉定山(みいずみ じょうざん)に由来する。

定山が温泉発見に至ったのは1866年(慶応2年)小樽で交友を持ったアイヌの青年の案内によるものである。

このことから約150年前の発見のもっと以前から地元アイヌの人々には古くから親しまれていた歴史の深い温泉であることがわかる。

Ryokan
Creative Commons License photo credit: David McKelvey

1918年(大正7年)に鉱山開発のため定山渓鉄道が開通したことにより観光地として大きく発展し今日の礎を築いた。

定山渓鉄道自体は1969年に廃線となったため、現在温泉地を訪れるには車か複数ある路線バスのいずれかを利用する必要がある。

jozankei
Creative Commons License photo credit: makou0629

登別温泉 ~北の大地が生んだ、この世で唯一の「温泉のデパート」

3 6th, 2012
  1. 開湯150年の歴史
  2. 九つの泉質を誇る泉源のデパート
  3. 登別温泉の愉しみ方
  4. 自家泉源のある宿

●開湯150年の歴史

地獄谷遊歩道
Creative Commons License photo credit: mith17

広大な大地にあまたの源泉を保有する北海道の中から代表格の温泉地をあげるとするならば、筆頭は登別温泉をおいてほかにない。

まず歴史を紐解くと、江戸中期頃に活躍した冒険家 最上徳内が著した「蝦夷草子」に登場したのが最初である。

ノボリベッ(アイヌ語で「濁った川」)という小川有り、この川上に温泉湧き出て、流れ来るため白粉と紺青をかきたてるが如し、一日も水底の見ゆることなし」

と記されている。

その後、近江商人の岡田半兵衛が硫黄採掘の目的で、今では観光名所となった地獄谷までの道路を開設して共同浴場を作った。

明治に入ってからその共同浴場の湯守を任されたのが登別の開祖といわれる滝本金蔵(埼玉県本庄市出身)だ。

滝本が残した温泉宿の滝本館は今でも「第一滝本館」という現役の旅館としてこの地を訪れる宿泊客に親しまれている宿である。

「本物の温泉」を見つける二つのカギ

3 1st, 2012

本物の温泉とは、湯質成分のすぐれた温泉である。

かけ流し、自然湧出、泉源までの深さ等々、湯質にかんして気になるキーワードは多数あるが素人からすると非常にわかりにくい。

湯質のよい温泉地を探し当てるには、二つの指針を持つと非常にわかりやすくなる。

relaxing together
Creative Commons License photo credit: soulfish 湯田中渋温泉郷のひとつ、地獄谷温泉名物の湯浴みするニホンザル

 

1.歴史が古い(掘削汲上の可能性が低い。泉源と地上の距離が短い。歴史の長さの分だけ、醸される湯質に期待ができる)

2.湯量が多い(掘削汲上、循環濾過の必要性が少ない)

この二つだ。それぞれ説明していこう。

玉造温泉-名物は宍道湖七珍

2 27th, 2012

城崎や三朝とともに山陰地方を代表する温泉で、清少納言の枕草子で三名泉の一つとして兵庫の有馬温泉、三重の榊原温泉とともに選ばれている玉造(たまつくり)温泉。
宍道湖、松江、出雲などの観光拠点にも適している。
温泉街の至近距離にある花仙山(かせんざん)から勾玉(まがたま)のもとになる青瑪瑙(あおめのう)が採れたことから「玉造」の名がついた。
町のあちこちで勾玉のオブジェを目にすることができる。

相撲足腰と言われる宍道湖七珍(スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミ)を使った料理が名物だ。

foot spring
Creative Commons License photo credit: kate nev

温泉図鑑

写真と動画で巡る温泉旅行